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会長あいさつ

会長就任にあたって

能澤慧子

写真:大妻女子大学教授 石井とめ子

  服飾文化学会創立15年目を迎えた記念すべき今年度、会長に就任いたしました。
  過去の会報を紐解きますと、平成14年度に2期目の会長就任の折の故石山彰先生の挨拶に、「学会というのは元来、半ばボランティア精神上に成り立つ面があり、それなくして維持することは難しい。つまり、相互に意見を交換し合う中から選びとって“せっさたくま”していくところにもっぱら意義を見出すものであろうから。」とあります。このお言葉を指針とし、ボランティア精神を礎とし、「服飾」というテーマを共有する本学会の皆様の「せっさたくま」の場を広げることに専心してまいります。  
  ところで、今年は我が国の「服飾」研究者にとっては記念すべき年と言えます。東京上野の国立西洋美術館で開催の「指輪」展において、18世紀から20世紀初頭までの西洋のドレス12点が展示されました。これまでも東京国立博物館では日本服飾部門が常設されてきましたが、洋服については東京都内の国立博物館・美術館は触れてきませんでした。この度の西洋美術館でのドレスの展示は、服飾の持つ美術性が、遅ればせながら市民権を得たことを意味しているように感じられます。
  石山先生の上記の文章は「学会の活動も同じく長期の視点で息長くとらえる勇気をもたねばならないと思う。」と続きます。諸先輩の努力を受け継ぎ、この市民権の一層の拡大を目指し、本学会の活動を支えてゆきたいと思います。
  さてこの度、新理事会が発足いたしましたが、学会設立時の理事の半数以上がすでに退任されました。世代の交代の時期といえましょう。ここまで築き上げて頂きました学会15年の歴史を新しい世代へ引き継ぐための、新たな確実なステップの準備に、今期の2年間を充てたいと思います。
  会員の皆様のご支援、ご鞭撻を乞う次第です。

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服飾文化学会とは

服飾文化学会とは

服飾文化学会は2000年1月29日、21世紀にむけ「衣」に対する新しい認識をもつ学会を目指して設立いたしました。

すなわち、人間にとって「服飾とは何か」の問題を、感覚・趣味・装身等の人間学的方向、素材・染織等の物としての服飾、自然・社会・流行等の環境問題など、服飾を取り巻くあらゆる方面から歴史的認識を踏まえて、未来を見つめた学会として活動しております。

この趣意は服飾文化学会が刊行する「服飾文化学会誌 The Costume and Textile」に伺うことができます。

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