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学会誌<論文編>

 

服飾学研究 論文編 投稿規定

資格

本学会誌に掲載する研究論文の投稿者は、服飾文化学会正会員・海外会員・学生会員・名誉会員ならびに特別会員とする。

著作権

本学会誌論文編に掲載された研究論文の著作権は、服飾文化学会に帰属する。したがって本学会が必要とする場合には転載し、また外部から引用の申請があった場合には本学会において検討のうえ許可することがある。ただし、著者の自著引用には本学会の許可を必要としない。

投稿原稿の種類

1)
本学会誌に投稿する研究論文の種類は、論文・ノート・資料のいずれかで、他の学会誌等に掲載されていないものに限る。
2)
論文とは、服飾文化学会に関連ある研究で、新しい価値ある結論あるいは事実を含むと認められるものをいう。
3)
ノートとは、論文として十分な結論を得るには至らないが、新しい事実や価値あるデータ等をいう。
4)
資料とは、調査・統計・実験等の結果の報告で、研究資料として役立つものをいう。

投稿原稿の頁数

投稿原稿の頁数には要旨および図表を含め、論文、ノート、資料は刷り上がり10頁以内を原則とする。

投稿の手続き

1)
投稿原稿は、本規定および執筆要領にしたがって作成したものでなければならない。これに反する場合には受領しないことがある。
2)
使用する図版・表に著作権がある場合は、投稿者が自らの責任において掲載許可を取得し、出典を明記する。電子媒体での公開を許可されない図版・表があれば、掲載時にその部分を黒塗り等の処置をして掲載することができるので、投稿時にこの扱いにする指示をすること。また、図版・表の著作権所有者にこうした形で掲載する許諾を得ること。
3)
投稿には、研究論文・所定の事項を記載した表紙・研究論文投稿カード各1部を送付する。併せて研究論文(使用画像と表を含む)・所定の事項を記載した表紙については、Word, PDF両形式のデータを記録した媒体(USB,CD,メール添付も可)を送付する。
4)
送付先は論文編編集委員長宛とし、「投稿論文在中」と記す。郵送はレターパック・特定記録などの記録付き郵便(書留・簡易書留も含む)が望ましい。
5)
論文編は常時受け付ける。9月以降に到着した分については、次年度以降の掲載になる。

投稿原稿の審査

1)
投稿原稿の採否は、編集委員会が所管する査読の審査によって決定される。
2)
投稿原稿の種別の変更は、投稿者の意思確認のうえ編集委員会が最終的に決定する。
3)
編集委員会は、投稿原稿の採否を通知する。その際、採用原稿に必要な事項が連絡される。

採用原稿の受理年月日

受理年月日は、論文編編集委員会が入稿する期日とする。

著者校正

著者校正を1回行う。この際、原則として、印刷上の誤り以外の修正は認めない。受取後は指定期日内に校正し、返送する

本規定の施行・改正

本規定は、2011年5月21日より施行する。なお、本規定の改正は理事会の議を経て、編集委員会が行なう。
改正された本規定は、2021年5月16日より施行する。

<付記>

掲載料

白黒印刷は1頁2,200円、カラー印刷は1頁8,000円とする(1頁でもカラー印刷扱いがあれば全頁がカラー扱い)。いずれも別刷30部を含む。

写真加工代

1点700円

送付先

学会誌〈論文編〉編集委員会

〒101-8437 東京都千代田区一ツ橋2-2-1
共立女子大学 家政学部 被服平面造形研究室
田中淑江 宛
TEL/FAX 03-3237-2463 
E-mail:yostanaka@kyoritsu-wu.ac.jp

郵便振替口座 00150-7-184189 加入者名 服飾文化学会(通信欄に掲載料・写真加工代と記す)

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服飾学研究 論文編 執筆要領

執筆の形式

1)
和文投稿は、原則としてWordにより作成する。形式はA4判用紙(縦おき) で横書きとし、2段組、24字44行を1頁とする。図表を入れたレイアウト原稿を提出する。
2)
英文投稿は、Wordにより作成する。形式はA4判用紙(縦おき) で横書きとし、2段組、24行を標準とする。
3)
和文、英文いずれの原稿においても、各頁下段余白の中央に頁番号を記入する。
4)
各頁の左右のいずれかの欄外に、行番号を記す。

表紙

1)
表紙には、研究論文の種別と和文および英文による表題・著者名・所属機関・キーワードを記載する。
2)
キーワードには、本文の内容を的確に表する語を5語以内選ぶ。
表題表題は,簡潔で内容を具体的にあらわすものとし、「……に関する研究」「……に関する考察」などの表現はできるだけ避ける。また「……第1報」など、研究の連続性を示す表題も同じくできるだけ避ける。

要旨

1)
投稿原稿には、英文要旨を添える。英文要旨に関しては各自で専門分野の英文チェックを受けたものとする。
2)
語数は150語程度とし、平易な文で簡潔に書く。
3)
形式は、執筆の形式2)に準ずるものとする。
4)
英文要旨に対応する和文要旨を添える。これは本文が英文の場合には印刷されるが、本文が和文の場合には査読の際に用いられ印刷されない。

本文

1)
和文原稿では、当用漢字・現代仮名づかい・平仮名まじりを原則とする。普通に用いられる外国語の術語・物質名などはカタカナとする。カタカナ表記することによって字義が不明確になる恐れのあるものはこの限りでない。
2)
原則として、緒言(序・はじめに)、方法、結果、考察、要約(結語・結論・おわりに)、謝辞、注などの区分を設けて記述する。
3)
大見出し・中見出し・小見出しなどを設けて区分し、順に1.2.3.……、1-1.1-2.1-3.……、(1)(2)(3)のように記す。大見出しは区分毎に1行あけて新しい見出しに入り、中見出し・小見出しの区分には行をあけない。大見出し・中見出しの本文は改行し、小見出しの本文は改行せずに1字あけて記す。
4)
数字は原則として算用数字を用いる。
5)
年号は西暦表記を原則とし、元号を併記する場合には、例えば2000 (平成12) 年のように記す。
6)
文章中の数式の2行表記は、例えばa/b,(a+b)/(c+d) のように示す。
7)
和文での句読点・カッコ・ハイフンなどの記号は全角とし、数字・英字は半角とする。英文はすべて半角とする。
8)
量記号、単位記号,符号は、国際的に慣用されているものを用いる。単位は、原則としてSI単位またはCGS 単位を用い、記号で表示することが望ましい(JIS Z 8203参照)。
9)
文章中の元素名・化学物質名は原則として文部省編「学術用語集、科学編」の和名で記す。
10)
混同しやすい文字や記号は明瞭に区別できるように鉛筆書きで指示する。1 (イチ)とI (エル)、0(ゼロ) とO (オウ) などは特に注意する。

図および表

1)
図・表は一つずつA4判別紙に書き、写真もA4判台紙にはる。図には写真とともに図1・図2-1 (和文)、Fig.1、Fig.2-1 (英文) のように、表には表1・表2-1 (和文)、Table 1、Table 2-1 (英文) のように通し番号をつけ、タイトルのほかに本文を併読しなくても理解できる程度の簡単な解説を、図の場合には図の下に、表の場合には表の上に記す。1枚ごとの余白に、著者名、研究論文の表題略記を記入する。図・表を他の著作物から引用する場合には、出典を図・表の下に明示し、必要に応じて原著作者または著作所有者から使用許可を得ておく。
2)
図のタイトル・解説は、印刷時に必要になるため別紙に一覧表としてまとめる。
3)
特に必要でない限り、同一データーを図と表に重複させない。
4)
図は、鮮明なものを用意する。不適当な図・表は作成し直しを求めることがある。
5)
図像は原則、解像度350dpi以上とする。
6)
カラーの場合、全頁コート紙にカラー印刷される。
7)
入稿後の図版校正は原則として不可であるから、図中の誤字や脱字のないように特に注意する。

1)
注は、通し番号とし、本文中の当該事項または文章の末尾右上に(注1) のように記す。また、引用・参考文献は注として扱う。
2)
注における引用・参考文献は、原則として次のように記す。雑誌の場合は、著者名[全員]、論文タイトル、雑誌名、巻、号、発行年、始めの頁、終りの頁の順に記す。著書の場合は、著者名[全員]、書名、発行所、発行年、引用頁の順に記す。翻訳本の場合は、著者、翻訳者、書名、発行所、発行年、引用頁の順に記す。

本執筆要領の発効

本執筆要領は、2021年5月16日以降に受付ける論文編の投稿募集から施行する。なお、本要領の改正は、理事会の議を経て編集委員会が行う。

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論文編 投稿カード

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最新号(目次)

服飾学研究 Vol.6 No.1 2023

《論文》

  • 幕末から明治中頃までの学校教育にみられる染織品デザイン教育の萌芽
    (畑 久美子)
    The Beginnings of Textile Design Education in School Education from the End of the Edo Period to the Mid-Meiji Period
    (Kumiko Hata)
  • ペインテックスの日本におけるはじまりと広がり
    (白圡亜枝)
    The Introduction and Spread of Paintex in Japan
    (Aki Shirato)

《ノート》

  • アメリカ農村部での通信販売によるレースの購入
    ─19世紀末から20世紀初頭のシアーズ・ローバック社のカタログを通して─
    (三宅真未 )
    Mail-order Lace Purchases in the Rural United States: Based on the Sears Roebuck Catalog at the End of the 19th and Early 20th Centuries
    (Mami Miyake)

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バックナンバー(目次)

服飾学研究 Vol.5 No.1 2022

《論文》

  • 20世紀初頭のアメリカ合衆国における国内産と海外製の機械レースの特徴 ─『ドライ・グッズ・ガイド(Dry Goods Guide)』にみるデザインと品質
    (三宅 真未)
  • 第二次世界大戦前後の裁縫雛形を用いた裁縫教育の変遷 ─渡辺学園の場合─
    (杉野 公子)

服飾学研究 Vol.4 No.1 2021

《論文》

  • スチュアート朝における舞台衣装とその調達事例─商業劇団と宮廷,民衆社会の関係─
    (小林 酉子)
  • 明治時代から昭和時代初期における「訪問服」の変遷、及びその特徴
    (古川 咲)
  • 岩手県花巻市「山伏神楽」の翁衣装に関する調査・研究
    (角谷 彩子)
  • マリアノ・フォルチュニィ作「デルフォス」のプリーツ加工方法─プリーツの寄せ方,固定法,素材─
    (菅野ももこ・三友 晶子・能澤 慧子)
  • 明治末期から大正初期における「セセッション式」染織図案の導入に関する一考察
    (小池 奏衣)
  • 1920年代フランスのモード誌にあらわれた麻雀─女性たちの外国文化の受容─
    (田邉しずか)

《ノート》

  • ポンパドゥール侯爵夫人と宝石彫刻─遺産目録と肖像画の検討をもとに─
    (木下ミルテ)

服飾学研究 Vol.3 No.1 2020

《論文》

  • マリアノ・フォルチュニイ作「デルフォス」使用生地と日本産絹織物との関係
    (三友 晶子・菅野 ももこ・能澤 慧子)
  • 「帯揚」「帯枕」の発生と呼称の定着に関する一考察
    (髙須 奈都子)
  • 着物教育の可能性について
    ─被服学における専門分野を超えての試み─
    (田中 淑江・髙橋 由子・宮武 恵子)
  • 「金屋の秘訣」にみる装い指南 ─『女学雑誌』から─
    (戸田 賀志子)

服飾学研究 Vol.2 No.1 2019

《論文》

  • chamarrerという語が表す17世紀末のフランスの男性服飾
    ─Mercure Galant における服飾特集記事を中心に─
    (田邉 しずか)
  • 明治時代における鼠色地の着物の需要の高まりとその背景
    (丸塚 花奈子)
  • 20世紀初頭の『フェミナ』にみられる男性的要素のある服飾表現
    (山口 永莉華)

服飾学研究 Vol.1 No.1 2018

《論文》

  • 民俗芸能「番楽」翁衣装の材料と技法に関する調査・研究
    (角谷 彩子)
  • 幕末・明治期における女性の和装—初期写真資料に見る着装の変遷
    (藤井 裕子)

服飾文化学会誌 Vol.1 No.1 2000

《巻頭言》

  • 「服飾文化学会誌」の発刊に寄せる
    -J.Arnold女史とD.King氏への惜別-(石山 彰)
  • 服飾文化の研究課題
    -東洋史学の研究視点から-(杉本正年)

《論文》

  • ヴェチェッリオと「古今東西の服装」について(加藤なおみ)
  • フィッシャーマン・セーター
    -イギリス及びオランダを中心に-(多田洋子)
  • 蘭奢侍の贈答経路(本間洋子)
  • 近世における座法の変遷(本間玲子)
  • 大礼服用トレーンの修復
  • -元閑院宮春仁王妃直子妃殿下のトレーン-(石井とめ子・萩野奈都子)
  • 山梨県 一宮長民俗資料館所蔵のスゲ製ミノについて(石山正泰・斎藤秀子・高岡朋子・盛田真千子)
  • 男子学生の背広の着用に対する態度について
    -職業観および自己概念との関連-(矢尻世津子)
  • 代表的"新合繊"の素材特性とはっ水性能
    -現代の服飾文化分野における新素材の役割-(伊藤一郎・三石幸夫)

《資料》

アール・ヌーヴォー期のスペアボディスつき
セパレーテッドドレスのデザイン(飯塚弘子)

服飾文化学会会則
服飾文化学会誌研究論文投稿規定・執筆要領

服飾文化学会誌 Vol.2 No.1 2001

《論文》

  • 日米両国,婦人既製服の初期的発展と流行
    -ブラウスの需要・供給を中心にして-(鍛島康子)
  • ロンドン市長公邸の子ども仮装舞踏会
    -大英帝国 1870-90年代-(長嶺倫子)
  • 有松絞り
    -失われた技法とその復元について-(川井裕里江)
  • 代表的"新合繊"の素材特性とはっ水性能
    -現代の服飾文化分野における新素材の役割(2)-(伊藤一郎・三石幸夫)

《ノート》

  • 香り着装(本間 洋子)
  • スカートの種類とエネルギー消費量の関係(田中百子・伊藤順子・永井房子)
  • 衣料サイズの身体への適合性に関する意識調査(長田美智子・永井房子)
  • 「ボディコンシャス」と下着に関する意識の年代による相違
    -山梨県の女子短期大学在学生および卒業生を対象とした事例報告-(斉藤秀子・雨宮邦子)

服飾文化学会誌 Vol.3 No.1 2002

《論文》

  • 11世紀より13世紀にみる婚礼と衣裳
    -民俗資料の傍証として-(鷹司綸子)
  • ズボンに現れた国民性
    -西欧16世紀の男子服-(黒川祐子)
  • ビルマ(現ミャンマー)伝来の更紗(須藤良子)
  • 18世紀末フランスにおけるアンリ4世モード
    -王妃の舞踏会 1774-1776を中心に-(西浦麻美子)
  • 教材研究として,19世紀のボール・ガウンのレプリカ作成(諏訪原貴子・鷹司綸子)

《ノート》

  • 日本のファッション産業の現状とテキスタイルデザイン教育(鈴木正文)
  • 有松絞りの新展開
    -作家・早川嘉英の活動を中心に-(伊藤陽子)

服飾文化学会会則 (i)
服飾文化学会誌研究論文投稿規定・執筆要領 (ix)

服飾文化学会誌 Vol.4 No.1 2003

《論文》

  • 型友禅着尺の誕生(澤田恵理子)
  • 江戸時代における朝鮮通信使の服飾(鄭 銀志)
  • 明治初期における
    クリストファー・ドレッサー来日の意義(小林彩子)
  • 北海道衣生活文化の研究
    -札幌市白石地区の開拓を一例として-(諏訪原貴子)
  • 乳幼児用ニット地の洗濯による消費性能の変化(雲田直子・永井房子)
  • 19世紀末フランスのモディスト(崔 ○珍)
  • インクジェット捺染法に適したテキスタイルデザイン
    -水墨からのデザインの発想-(鈴木正文)

《ノート》

  • 「川路聖謨文書」から見る幕末の服飾(伊藤瑞香)
  • スンバ島の手織布〈テヌン・イカット〉の現状報告(渡邉くにえ)
  • スイス衛兵のコスチューム(黒川祐子)

《資料》

日本の伝統色とその再現の試み(和田淑子)

服飾文化学会会則 (i)
服飾文化学会誌研究論文投稿規定・執筆要領 (ix)

服飾文化学会誌 Vol.5 No.1 2004

《論文》

  • 鍋島更紗―その製作期と文様をめぐって―(永友理愛子)
  • 庶民の上着―18世紀リヨン、ボジョレ地方の遺体調書から―(内村理奈)
  • ドイツ・ミンデルハイムのフルンツベルク祭り
    ―ランツクネヒトの時代のモードの再現―(黒川祐子)
  • 中世フランス文学における下着chemiseの表現
    ―着衣と裸体の狭間で―(徳井淑子)
  • 20世紀ファッションの生成の背景としてのバレエ・リュス
    ―ニジンスキーの「牧神」における身体性―(中西希和)
  • 川久保玲・初期コレクションの「衝撃」に関する検証
    ―フランス・ジャーナリズムにおける評価を中心に―(安城寿子)
  • 江戸時代における浴衣の用途の広がり(清水久美子)

《ノート》

  • 雑誌『少女の友』表紙絵に見るしぐさについて(永田麻里子)
  • ウェディングドレスのデザイン分析
    ―ネックラインと他の要因との関係―(長田美智子)
  • 朝鮮時代の婚礼服―庶民を中心に―(金美淑)
  • アフリカへ輸出された有松絞り(川井裕里江)
  • 19世紀の婦人靴
    ―ヨーロッパを中心とした時代背景にみる靴の構造と製作技術―(諏訪原貴子)

服飾文化学会誌 Vol.6 No.1 2005

《論文》

  • Wenceslaus Hollarと『四季』について(石山彰)
  • 近代にイメージされた奈良朝服飾
    ―東京美術学校の制服とその影響―(岩崎雅美)
  • 共立女子大学所蔵「猩々緋羅紗地蛇の目紋陣羽織」の科学的分析と歴史上の位置づけ
    (福岡裕子・齊藤昌子)
  • 男性サン=シモン主義者の服装における色彩の象徴性(新實五穂)
  • 水着の歴史に見る身体意識の変化(中西希和)
  • とうもろこし繊維の特性を生かしたデザイン
    ―ウェディングドレスの可能性―(大網美代子)
  • 東京都内高校生のライフスタイルと被服行動(第1報)
    ―ライフスタイルの特徴―(蒲池香津代・杉田洋子・渡辺澄子)
  • 東京都内高校生のライフスタイルと被服行動(第2報)
    ―ライフスタイルと被服行動の関連―(渡辺澄子・杉田洋子・蒲池香津代)

服飾文化学会誌 Vol.7 No.1 2006

《論文》

  • 江戸時代の染色技法書にみられる黄色系天然染料(石井美恵)
  • バレエ・リュスの作品におけるオリエンタリズムとファッション
    ―ポール・ポワレのオリエンタリズムとの比較―(中西希和)
  • 雁金屋『衣裳図案帳』における舞・躍りの衣裳について(花房美紀)
  • 初期合成染料のHPLCによるキャラクタリゼーションと
    アメリカン アンティーク キルトの赤色、紫色染料の同定(笠作奈樹・伊藤紀之・齊藤昌子)
  • 大倉集古館所蔵能装束の伝来と着用実態に関する研究(小高理予)
  • ヴィクトリア時代における「ベルリン刺繍」と「芸術刺繍」について(山本麻子)
  • 墨資料館所蔵陣羽織の形態、材質、加飾技法の特徴と歴史的位置づけ
    (福岡裕子・河島一惠・長崎巌・齊藤昌子)
  • 育児観と子供服の日韓比較―1920~30年代を中心に―(黄貞允)
  • 高木鐸の手工レース業とその背景(永野泉)

服飾文化学会誌 Vol.8 No.1 2007

《論文》

  • ローズ座の舞台衣装―エリザベス朝演劇衣装の出処と成立ち―(小林酉子)
  • 18世紀初期フランスの礼儀作法と部屋着モード(内村理奈)
  • 《カフェを飲むスルタンヌ》におけるポンパドゥール夫人のトルコ風衣装(林精子)
  • 奈良国立博物館所蔵「普賢十羅刹女像」にみる女房装束
    ちはやと懸裳を中心に―(長尾順子)
  • 御所解文様にみる「通小町」の表現
    -屋形のない車の文様を中心に―(岡松恵)
  • ボストン美術館所蔵小袖雛形本に関する調査研究
    ―新発見の寛文6年版『御ひいなかた』を中心に―(長崎巌)
  • 『婦人画報』にみる子供の洋装化の過程(永野泉)

《ノート》

  • テキスタイルデザインの手法
    ―フォトショップによる四方連続柄の作成方法―(飯塚有葉)

《資料》

明治後期における丹後縮緬の多種化について(北野裕子)

服飾文化学会誌 Vol.9 No.1 2008

《論文》

  • 大正期のきものに関する一考察
    ―『婦人画報』と『主婦之友』に見られるきものの比較分析を通して―(石黒恵美)
  • 小袖にみる杉と苧環の模様(岡松恵)
  • 衣生活を支えた故繊維資源の国内循環
    ~近世・近代初期の古着問屋・商人と流通史料からの考察~(玉田真紀)
  • 子供服産業の発展と子ども観―家庭洋裁から既製服へ―(永野泉)
  • 神託を受けた女性の服飾表現―平安時代から鎌倉時代を中心に―(楢﨑久美子)
  • 明治期万国博覧会出品染織品の変遷に関する一考察(山本麻子)
  • 蝶の模様―文学に見られる蝶のイメージとの関連性について―(渡邉恵)
  • 色彩情報から捉えた1830年パリ・モードの手芸に見るケ特徴(大澤香奈子・森本一成)

《ノート》

  • 1935(昭和10)年前後の京友禅資料「新華集」について(和田淑子)
  • ヨーヨーキルトの衣服表現への試み(角田千枝・田中百子)

《資料》

ソーイングマガジンにみられるスカートのデザイン・製図・縫製について
―2001~2007年『FEMALE』をもとに―(杉田慶子)

服飾文化学会誌 Vol.10 No.1 2009

《論文》

  • 染型紙の地域的特徴に関する分析的研究(鈴木さやか)
  • 『琉球人道楽之圖』にみる「琉冠服」(須藤良子)
  • 江戸時代の町人女性の小袖に見られる「文芸意匠」
    ―小袖模様雛形本の分析を通して―(佐々木佳美)
  • 江戸時代後期19世紀における能装束小袖物の法量及び形状の特徴
    ―紀年銘のある作品を中心に―(田中淑江)
  • 『婦人画報』にみる洋装化導入過程における子供服と婦人服の比較(永野泉)
  • トランスフォームする布
    ―オランダにおけるアフリカン・プリントつくりを事例に―(上岡学正)
  • 身分表象としての奢侈と清潔(プロプルテ)
    ―17世紀フランスの白いリネン類(linge)―(内村理奈)
  • 夜会服に見る流行色とモードとの係わりについて
    ―JOURNAL DES DAMES ET DES MODES 1800-1838を資料として―(大澤香奈子・森本一成)
  • エリザベス朝前・中期の演劇と舞台衣装(小林酉子)
  • チャンカイの経浮文組織の素材、文様、組織の分析とその再現(齊藤昌子・幅晴江)
  • 『平戸オランダ商館の日記』及び『平戸オランダ商館の会計帳簿』に見られる
    “kimptouan”と“goude laecken”について(髙山知子)

服飾文化学会誌 Vol.11 No.1 2010

《論文》

  • アイルランド手芸に見るケルト精神(多田洋子)
  • 近代における画家と染織業者の関係(許斐亮子)
  • 長崎奉行所武具蔵預笹山家旧蔵『毛氈製造手續并道具繪圖』の資料価値(砂﨑素子)
  • 陣羽織の起源と成立に関する歴史的研究(西井智美)
  • 19世紀中頃の英国における二種のモスリンの区別に関する検討 
    ―The Journal of Design and Manufacturesの事例から―(畑久美子)
  • 長沙馬王堆一号漢墓出土の長衣の名称に関する一考察(水野夏子)

服飾文化学会誌 Vol.12 No.1 2011

《論文》

  • 15世紀アンジュー、ブルゴーニュ宮廷における「サラセン風」祝祭演出と服飾(原口 碧)
  • 18世紀パリのモード商会計帳簿に見られる商品・作業(角田奈歩)
  • 18世紀フランスにおけるマリ・サレの舞台衣裳改革の試み
    —白いモスリンのギリシア風ローブの表象—(林 精子)
  • ファッション誌におけるデザイナーのイメージ形成
    —ジャン=ポール・ゴルチエのオートクチュール参入に関する記事をめぐって—(石関 亮)
  • 「幕 白綸子地檜垣牡丹模様小袖裂」の調査と科学分析(鈴木理子、齊藤昌子)
  • 財団法人京染会蔵友禅協会の図案について
    —明治期における友禅図案—(加茂瑞穂)
  • 京都図案会の活動と理念
    —明治期京都の染織図案—(平光睦子)
  • 幕末開港初期の横浜外国人居留地における衣服類取り扱い商館および商人の営業実態
    (永田麻里子)
  • 20世紀前半における女性の着物の変化
    —社会進出や生活様式の変化が着装に及ぼした影響について—(今村由美子)

《ノート》

  • 中学校被服製作実習の教材に関する研究(長田美智子・岡末 恵・丸茂佐智子)

服飾文化学会誌 Vol.13 No.1 2012

《論文》

  • オーストラリア国立美術館所蔵「The Korean Tribute mission to the Chinese court」にみられる三使臣の服飾 ―韓国国立中央図書館所蔵「支那使臣朝鮮国王謁見之図屏風」との関係を軸に―(鄭銀志)
  • タイ系民族の筒状巻衣に見る経浮紋織布-その伝統技法の継承と衰退の要因-(川口えり子)
  • 横浜外国人居留地における洋服業者の相互連関と商品販売の特性
    -文久から慶応年間まで-(永田麻里子)
  • デュ・モーリアのカリカチュアと美学的ドレスの背景としての唯美主義運動
    -雑誌『パンチ』を中心に-(菅野ももこ)
  • 共立女子大学所蔵「マリアノ・フォルチュニイのドレス」に使われた素材と技法(中村弥生・齊藤昌子)

服飾文化学会誌 Vol.14 No.1 2013

《論文》

  • 日本近代における一般婦女子の礼装規範の形成 — 歴史的事象としての「白襟紋付」-(小山直子)
  • 小袖意匠としての「後室模様」の実態と変遷に関する考察(小島 咲)
  • 「紅型研究」の再検証(須藤良子)

服飾文化学会誌 Vol.15 No.1 2014

《論文》

  • 明治期きもの雛形本に関する一考察 ―発生と実態の背景― (櫻木英里子)
  • 日本におけるイタリア・ファッションの導入経緯 ―主要な百貨店の経営戦略― (古田賢)
  • 近代の帯留 ―機能と装飾性の変化― (高須奈都子)
  • 女子美術学校における刺繍画 ―刺繍技法、題材、年代について― (大崎綾子)
  • 明治~大正時代の”衣服における季節表現”の出現と普及の過程 (金井光代)
  • 編集後記 (須藤良子)

服飾文化学会誌 Vol.16 No.1 2015

《論文》

  • 現代に見る女子大生の卒業式の袴姿-伝統的着装の変化について- 
    (田中淑江 長谷川紗織 宮武恵子)
  • 近世後期に長崎会所が中国から導入した毛氈技術と
    オランダから導入を試みた毛織技術が意味するもの (砂﨑素子)
  • 江戸時代における染色品劣化に対する意識と知識
    -黒および茶色染色品について- (丸塚花奈子)
  • ヴィンテージ・ドレスにおける制作年代の推定方法に関する考察-Christian Dior のデイ・ドレス-
    (安部智子 森淳子)
  • 草創期の歌舞伎衣裳―歌舞伎の変遷と衣裳の関係 (白圡亜枝)
  • 服飾教育における主体的な学びのためのデザインシステム ―創意工夫・提案力を中心に― 
    (大網美代子)

服飾文化学会誌 Vol.17 No.1 2016

《論文》

  • 明治~昭和時代にかけての女子刺繍教育における孔雀刺繍の制作背景
    ─ 共立女子職業学校を中心に ─ (中川 麻子)
  • 19世紀イギリスの模造品ショールのデザイン
    ─ フランスとインドのデザインからの影響 ─  (長谷部寿女士 )
  • 「帯締」の言語的発生と定着の時期
    ─「帯留」からの分化に関する一考察 ─ (髙須奈都子)
  • VOGUEからファッションドローイングが激減した理由 (あをやま めぐみ )
  • 幕末期における歌舞伎衣装の調達に関する研究
    ―三代目中村仲蔵著『手前味噌』を中心に―  (白圡亜枝)

《ノート》

  • 民俗芸能「根子番楽」衣装の調査・研究
    ─「翁舞」の襦袢―  (角谷 彩子)

《資料》

  • 玉木リツの長崎における女子裁縫教育
    ─ 裁縫教科書と裁縫雛形を通して ─  (砂﨑 素子)

服飾文化学会誌 Vol.18 No.1 2017

《論文》

  • 第2帝政期パリ・モードにおけるロココ趣味
    ─ アントワーヌ・ヴァトーとマリー・アントワネットへの憧れ ─
    (内村理奈 日本女子大学)
  • マスク形状および素材による外気漏れ検証 ─ 防災服開発のための基礎研究 ─  
    (角田千枝・近藤恵 お茶の水女子大学)
  • ジェイムズ朝演劇における「都市型道化」の誕生
    (小林酉子 東京理科大学) 
  • 江戸時代文献資料にみられる洗濯・しみ抜きの手法の関する研究
    (丸塚花奈子 共立女子大学大学院博士前期課程)

《ノート》

  • 文献から見る平安時代の刺繍について ─作業従事者に注目して― 
    (桜井彩 共立女子大学)

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学会誌<作品編>

 

服飾学研究 作品編 投稿規定

資格

本学会誌作品編に掲載する作品原稿の投稿者は、服飾文化学会正会員・海外会員・学生会員・名誉会員ならびに特別会員とする。

著作権

本学会誌作品編に掲載された作品原稿の著作権は、服飾文化学会に帰属する。したがって本学会が必要とする場合には転載し、また外部からの引用の申請があった場合には本学会において検討のうえ許可することがある。ただし、著者の自著引用には本学会の許可を必要としない。

対象作品の種類

1)
本学会作品編に投稿する作品は、造形性・社会性・教育指導のいずれかに主眼を置き、服飾文化学会大会において展示発表したもの、あるいはそれを発展させたもので、他の学会誌、刊行物に掲載されていない未発表のものに限る。
2)
① 造形性に主眼を置く作品とは、純粋に服飾の新しい造形を追求する作品。
② 社会性に主眼を置く作品とは、伝統技術の振興、地場産業の活性化に寄与する作品。
ユニバーサル・デザインなど社会的なニーズに寄与する作品。
③ 教育指導に主眼を置く作品とは、歴史資料に基づく復元的作品。教育現場で活用し得る作品。
①~③ のいずれかを選択し、投稿カードの記入欄へ明記する。

投稿原稿の頁数

投稿原稿の頁数には要旨および図表を含め、刷り上がり10頁以内を原則とする。

投稿の手続き

1)
投稿原稿は、本規定および執筆要領にしたがって作成したものでなければならない。これに反する場合には受領しないことがある。
2)
使用する図版・表に著作権がある場合は、投稿者が自らの責任において掲載許可を取得し、出典を明記する。電子媒体での公開を許可されない図版・表があれば、掲載時にその部分を黒塗り等の処置をして掲載することができるので、投稿時にこの扱いにする指示をすること。また、図版・表の著作権所有者にこうした形で掲載する許諾を得ること。
3)
投稿には、作品原稿・所定の事項を記載した表紙・作品投稿カード各1部を送付する。併せて作品原稿(使用画像と表を含む)・所定の事項を記載した表紙については、Word、PDF両形式のデータを記録した媒体(USB,CD,メール添付も可)を送付する。
4)
送付先は作品編編集委員長宛とし、「作品原稿在中」と記す。郵送はレターパック・特定記録などの記録付き郵便(書留・簡易書留も含む)が望ましい。
5)
作品編は大会発表時の一次審査を通過した作品について常時受け付ける。9月以降に到着した分については、次年度以降の掲載になる。

作品の審査

1)
服飾文化学会大会の展示発表を一次審査とし、これを経ていないものは採択しない。
2)
作品編掲載の採否は作品編編集委員会が所管する審査によって決定される。
3)
審査基準は、造形性・社会性・教育指導のいずれかにおける(1)合目的性(2)先見性(3)独創性(4)作品の完成度とする
4)
編集委員会は、投稿原稿の採否を通知する。その際、採用原稿に必要な事項が連絡される。

採用原稿の受理年月日

受理年月日は、作品編編集委員会が入稿する期日とする。

著者校正

著者校正を1回行う。この際、原則として、印刷上の誤り以外の修正は認めない、受理後は指定期日内に校正し、返送する。

本規定の施行・改正

本規定は、2008年5月17日より施行する。なお、本規定の改正は理事会の議を経て、編集委員会が行なう。
改正された本規定は、2021年5月16日より施行する。

<付記>

 

掲載料:

カラー印刷は1頁8,000円とする(1頁でもカラー扱いがあれば全頁がカラー印刷扱い)。別刷り30部を含む。

写真加工代:

1点700円

送付先:

学会誌〈作品編〉編集委員会

〒133-8585 東京都江戸川区西小岩5-7-1
愛国学園短期大学
畑久美子 宛
TEL 03-3658-4111(代) / FAX 03-5693-4566
E-mail:hata@aikoku-jc.ac.jp

郵便振替口座 00150-7-184189 
加入者名 服飾文化学会(通信欄に審査掲載料・写真加工代と記す)

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服飾学研究 作品編 執筆要領

執筆の形式

1)
和文投稿は、原則としてWordにより作成する。形式はA4判用紙(縦おき)で横書きとし、2段組、24字44行を1頁とする。図表を入れたレイアウト原稿を提出する。
2)
英文投稿は、Wordにより作成する。形式はA4判用紙(縦おき)で横書きとし、2段組、24行を標準とする。
3)
和文、英文いずれの原稿においても、各頁下段余白の中央に頁番号を記入する。
4)
各頁の左右のいずれかの欄外に、行番号を記す。
5)
文章は原則として論文に準じた2段組とするが、図(作品写真)を効果的に見せるべく紙面の配慮が必要な場合は、段組を変えてもよい。ただし、査読結果をふまえて、全体の整合性を取りレイアウトを校正するので、指定通りにならない場合もある。

表紙

1)
表紙には、和文および英文による作品の表題・著者名・所属機関・キーワードを表記する。
2)
キーワードには、作品の内容を的確に表現する語を5語以内選ぶ。

要旨

1)
投稿原稿には英文要旨を添える。英文要旨に関しては各自で専門分野の英文チェックを受けたものとする。
2)
語数は100語程度とし、平易な文で簡潔に書く。
3)
形式は、執筆の形式2)に準ずるものとする。
4)
英文要旨に対応する和文要旨を添える。これは本文が英文の場合には印刷されるが、本文が和文の場合には審査の際に用いられ印刷されない。

本文

1)
和文原稿では、当用漢字・現代仮名づかい・平仮名まじりを原則とする。普通に用いられる外国語の術語・物質名などはカタカナとする。カタカナ表記することによって字義が不明確になる恐れのあるものはこの限りではない。
2)
原則として、以下の構成でまとめる。
1. 緒言 作品を造る発想・動機など
2 意図 作品造りの視点・コンセプトなど
3 製作過程  作品製作に必要な素材、技術・技法、仕様など
4 結語 作品の完成度や将来性など
3)
大見出し・中見出し・小見出しなどを設けて区分し、順に1.2.3・・・、1-1.1-2.1-3.・・・、(1)(2)(3)のように記す。大見出しは区分毎に1行あけて新しい見出しに入る。大見出し・中見出しの本文は改行し、小見出しの本文は改行せずに1字あけて記してよい。
4)
数字は原則として算用数字を用いる。
5)
年号は西暦表記を原則とし、元号を表記する場合には、例えば2000(平成12)年のように記す。
6)
文章中の数式の2行表記は、例えばa/b、(a+b)/(c+d)のように示す。
7)
和文での句読点・カッコ・ハイフンなどの記号は全角とし、数字・英字は半角とする。英文はすべて半角とする。
8)
量記号、単位記号、符号は、国際的に慣用されているものを用いる。単位は、原則としてSI単位またはCGS単位を用い、記号で表記することが望ましい(JIS Z 8203参照)。
9)
文章中の元素名・化学物質名は原則として文部科学省編「学術用語集、科学編」の和名で記す。
10)
混同しやすい文字や記号は明瞭に区別できるように鉛筆書きで指示する。1(イチ)とl(エル)、0(ゼロ)とO(オウ)などは特に注意する。

図および表

1)
図・表は一つずつA4判別紙に書き、写真はA4判台紙か、それ以上のサイズは適宜大きさに合った台紙にはる。図には写真とともに図1・図2-1(和文)、Fig.1、Fig.2-1(英文)のように、表には表1・表2-1(和文)、Table.1、Table.2-1(英文)のように通し番号をつけ、タイトルのほかに本文を併読しなくても理解できる程度の簡単な解説を、図の場合には図の下に、表の場合には表の上に記す。1枚ごとの余白に、著者名、表題を記入する。図・表を他の著作物から引用する場合には、出典を図・表の下に明示し、必要に応じて原著作者または著作所有者から使用許可を得ておく。
2)
図のタイトル・解説は、印刷時に必要となるため別紙に一覧表としてまとめる。
3)
特に必要でない限り、同一データーを図と表に重複させない。
4)
図は、鮮明なものを用意する。不適当な図・表は作成し直しを求めることがある。
5)
画像は原則、解像度350dpi以上が望ましい。
6)
カラーの場合、全頁コート紙にカラー印刷される。
7)
入稿後の図版校正は原則として不可であるから、図中の誤字や脱字のないように特に注意する。

1)
注は、通し番号とし、本文中の当該事項または文章の末尾右上に(注1)のように記す。また、引用・参考文献は注として扱う。
2)
中における引用・参考文献は、原則として次のように記す。雑誌の場合は、著者名[全員]、論文タイトル、雑誌名、巻、号、発行年、始めの頁―終りの頁の順に記す。著書の場合は、著者名[全員]、書名、発行所、発行年、引用頁の順に記す。翻訳本の場合は、著者、翻訳者、書名、発行所、発行年、引用頁の順に記す。

本執筆要領の発効

本執筆要領は、2021年5月16日以降に受付ける作品編への投稿募集から施行する。なお、本要領の改正は、理事会の議を経て、作品編編集委員会が行う。

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作品編 投稿カード

⇒ダウンロード 【服飾学研究 作品編 投稿カード】 〔PDF 93KB〕

J-STAGEについて
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最新号(目次)

服飾学研究 Vol.6 No.1 2023

《作品》

  • 裏地付き横編みニット衣服の製作方法の検討
    (若月 宣行)
    Investigation of the Production Method of Knitwear with Lining
    (Noriyuki Wakatsuki)
  • 西洋服装史実物資料のレプリカ制作(7)―ジャック・ドゥーセのレセプション・ドレス―
    (倉 みゆき)
    Producing Replicas of Historical European Dresses (7): Jacques Doucet’s Reception Dress
    (Miyuki Kura)

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バックナンバー(目次)

服飾学研究 Vol.5 No.1 2022

《作品》

  • 1900年頃のコルセットのパターンとシルエットについて
    ―1880年頃のコルセットとの比較―
    (陳 徴・砂長谷 由香)
  • Autumn Winter 1988-1989プレタポルテコレクション ティエリー・ミュグレー作品のパターンと構造について
    (李 詩言・砂長谷 由香)

服飾学研究 Vol.4 No.1 2021

《作品》

  • スニーカーのデザインから着想を得た衣服製作
    (村上 剛規)
  • 皮革を用いたつまみ細工の技法研究、および靴制作
    (杉澤 香織)
  • 古着物を利用した日常着の制作―大島紬―
    (髙木 幸子)
  • 共通デザインを用いたバッグの制作
    (山元 理奈・大塚 有里)

服飾学研究 Vol.3 No.2 2020

《作品》

  • 半纏の構造的展開─和と洋の構成から創る羽織物─
    (髙橋 由子・宮武 恵子・増田 貴史・杉山 歩・田中 淑江)
  • 西洋服飾史実物資料のレプリカ制作(6) ─1900年初頭のデイ・ドレス─
    (倉 みゆき)
  • ジャポニスムのイメージから発想するパーティスタイル
    ─社会課題解決と産業の活性化へ向けての提案─
    (宮武 恵子・増田 貴史・杉山 歩・髙橋 由子・田中 淑江)
  • マクラメの基礎研究─回帰方程式を用いた七宝結びの出来上がり寸法─
    (井上 昌恵)
  • ロマンティックスタイルのドレスの構造─レプリカ製作─
    (加々美 真由)
  • 副資材を使用した持続可能なファッション
    (小出 恵)
  • 裁縫雛形女児服の実寸大レプリカの制作
    ─1920年代の東京女子専門学校における洋裁教育内容の検討─
    (杉野 公子)

服飾学研究 Vol.2 No.1 2019

《作品》

  • システムバレエ衣装─王子の白系ジャケットのバリエーション─
    (富田 弘美)
  • 芸術作品から着想を得た衣服制作
    (梅田 悠希)
  • 機能美に特化したユニバーサルファッションのデザイン設計Ⅳ
    ─身障者と健常者が「共有できる服」─
    (大網 美代子)
  • 副資材を使用した装飾技法について─ファスナー
    (小出 恵)
  • 1880年頃の授乳用コルセットの構造と特徴について
    ─オリジナルコルセットとの比較とレプリカ製作を通しての分析─
    (陳 徴・砂長谷 由香)
  • 裁縫雛形と欧米女児服との比較検討について
    ─裁縫雛形女児服の実寸大レプリカの制作─
    (杉野 公子)

服飾学研究 Vol.1 No.1 2018

《作品》

  • 江戸時代後期の葛布地道中着の復元
    (深津 裕子)
  • レプリカ制作を通して見る19世紀ヨーロッパのこども服—ウール地の女児用ドレスー
    (杉野 公子・降幡 順子・能澤 慧子)

服飾文化学会誌 Vol.1 No.1 2008

《作品》

  • 構築的テクニックで表現するジャケットとドレス(梶間充子)
  • 春の水―曲線によるスラッシュキルト―(角田千枝・田中百子)
  • 森のささやき―直線によるスラッシュキルト―(角田千枝・田中百子)
  • 身体と空間・纏い彩る―繊維と金属線の融合―(佐久間恭子)
  • 伝統柄からのデザイン―銘仙 大十字柄―(内藤千文)
  • ニットとシルクペーパーのコラボレーション
    ―泥染めのシルクペーパーを用いて―(多田洋子)
  • ファッションデザインへの提言
    ―新素材の特性を活かしたデザイン―(大網美代子)

服飾文化学会誌 Vol.2 No.1 2009

《作品》

  • 野薔薇 ―曲線によるスラッシュキルト―(角田千枝・田中百子)
  • 立体裁断からパターンへの展開 ―横切り替えのジャケット―(梶間充子)
  • 桃山時代の意匠を現代の生活に(佐久間敏子)
  • 繋ぐ・モンステラ デリシオーサ
    ―コンピューター ジャガード手織機による緻密な柄織―(佐久間恭子)
  • 一枚の布から ―装飾の可能性―(大網美代子)

服飾文化学会誌 Vol.3 No.1 2010

《作品》

  • 動きを楽しむパンツスタイル―素材の特性を生かして―(小田巻淑子)
  • 織物制作の柄の検討―杢糸使用の試み―(池田節子)
  • 伝統柄からのデザイン―お召縮緬 変わり立縞にフィルム柄―(内藤千文)
  • 平編のカーリングを活用したスラッシュキルト(角田千枝・田中百子)
  • パーツの再構築―装飾の可能性―(大網美代子)
  • 変化する空間―装飾をカスタマイズ―(大網美代子)
  • 兜からのヒントによる帽子―接ぎを考える―(松本由伎子・松本力)
  • 身体と空間・纏い彩る―繊維と金属線の融合II Copper 彩…麗―(佐久間恭子)

服飾文化学会誌 Vol.4 No.1 2011

《作品》

  • 身体と空間・纏い彩る
    —繊維と金属線の融合III 絆—奏—(佐久間恭子)
  • マドレーヌ・ヴィオネを解体する (大網美代子)
  • シャーリングを活用したスラッシュキルト(角田千枝・田中百子)
  • 伝統的農作業着のデザイン展開
    —地域文化を発信する衣服制作の試み—(森下あおい・中川涼子)
  • 織物制作の柄の検討II
    —ほぐし絣技法の試み—(池田節子)
  • 心地よく身体を包む
    —授業の展開— 線・綿・立体へ(佐久間恭子)
  • グレーディングのしくみ(鈴木由子)
  • からだをつつむ
    —平面から立体へ—(大網美代子・松本由伎子)
  • タディングレースによる帽子制作
    —レース糸番手とリングの大きさとの関係—(水谷みつ江)
  • 編集後記 (小笠原小絵)

服飾文化学会誌 Vol.5 No.1 2012

《作品》

  • 西洋服飾史実物資料のレプリカ制作
    ― 解体と模写 ―(倉みゆき・能澤慧子)
  • 一枚の布から
    ― 変化する形・着こなしの美学 ―(大網美代子)
  • 再生の美
    ― 裂織り・編み・結び ―(大網美代子)
  • 身体と空間・纏い彩る
    ― 繊維と金属線の融合IV 絆・・・藍W ―(佐久間恭子)
  • 編集後記 (深津裕子)

服飾文化学会誌 Vol.6 No.1 2013

《作品》

  • コムデギャルソンとヴィオネのはざまで ―変化するデザイン― (大網美代子)
  • 身体と空間・纏い彩る ―繊維と金属線の融合V樹響W―(佐久間恭子)
  • 着物の仕立替えの可能性 ―アンティークの子ども物から大人物へ―(長谷川紗織・田中淑江)
  • 伝統柄からのデザイン ―お召縮緬 片滝縞柄―(内藤千文)
  • 彦根更紗を生かした生活雑貨 ―地域文化を発信するデザインの試み―(森下あおい・中川涼子)
  • 防災服兼用のタウン着(角田千枝・田中百子)
  • 西洋服飾史実物資料のレプリカ制作(2)―バスル・スタイルのドレス―(倉みゆき・能澤慧子)
  • 舞台衣装にみるオートクチュールドレスの構造
    ―ニナ・リッチのアシンメトリーベアトップドレス―(砂長谷由香・小橋宏美)
  • オートクチュール仕立ての舞台衣装におけるパターンと縫製について
    ―ニナ・リッチのベルベットのイヴニングドレス― (吉野真由子・千葉悦子)
  • イヴ・サンローランによるオートクチュールドレス仕立ての舞台衣装に関する研究
    ―越路吹雪着用のイヴニングドレス― (大橋寛子・伊藤由美子)
  • 1970年代のオートクチュール縫製技法を観る―ニナ・リッチの実物資料と再現―(永富彰子・寺嶋朋子)
  • 大学教育における欧風刺繍スタンプワークの刺繍創作への展開 (内田桃子)
  • 日本における古代組紐 ―組織および機能性と将来への展望―(鈴木美登里)
  • 編集後記 (深津裕子)

服飾文化学会誌 Vol.7 No.1 2014

《作品》

  • 円を編む ―引き返し編みと求心編の技法を用いて― (多田洋子)
  • 陰影を生かした照明器具への応用 ―縫い代の活用とデザイン― (松本幸子)
  • ユニバーサルファッションのデザイン設計に関する開発研究
    ―身障者のニーズに対応した一般商品を目指して― (大網美代子)
  • 西洋服飾史実物資料のレプリカ制作(3) ―1810年代制作のドレス― (能澤慧子・倉みゆき)
  • クリストバル・バレンシアガにみるコート(1960)の衣服構造 
    ―復元製作による考察― (清水美里・矢澤郁美)
  • システム・パニエ ―基本型― (富田弘美)
  • 編集後記 (深津裕子)

服飾文化学会誌 Vol.8 No.1 2015

《作品》

  • 芸術作品からの発想 ―ジャコモ・バッラの作品から着想を得た衣服制作― (梅田悠希)
  • 海外の女性支援ワークショップ ―手仕事を通しての交流-セルビア-― (佐久間恭子)
  • 伝統的麻織物による服飾デザイン
    ―地域文化を発信するデザインの試み2― (中川涼子・森下あおい)
  • 機能美に特化したユニバーサルファッションのデザイン設計 (大網美代子)
  • 古着物を利用した現代服の制作(高木幸子)
  • 古着布を活用したデザイン―ポシャギ手法を用いた明かり作品―(松本幸子)

服飾文化学会誌 Vol.9 No.1 2016

《作品》

  • 機能美に特化したユニバーサルファッションのデザイン設計Ⅱ (大網 美代子 大妻女子大学 )
  • システムパニエ -クリノリンへの応用型- (富田 弘美 東京家政学院大学 )
  • システムパニエ -バッスルへの応用型- (富田 弘美 東京家政学院大学)
  • 西洋服飾史実物資料のレプリカ制作( 4 )
    -1810年代後半から20年代前半制作のルダンゴト-  (倉 みゆき 東京家政大学 )
  • 教育的視覚効果を上げるための束帯のレプリカ制作
    ( 伊藤 瑞香 仲村 洋子 羽生 京子 和洋女子大学 )
  • 古着物を利用した現代服の制作 -黒留袖- (髙木 幸子 文化学園大学)
  • オートクチュール刺しゅうを用いたミニドレス制作 (坂野 あかね 文化学園大学)
  • 副素材を使用した装飾技法について
    -ハトメを使用したデザイン発想-  (小出 恵 文化学園大学短期大学部 )
  • マクラメの基礎研究 -平結びの用尺について- (井上 昌恵 文化学園大学短期大学部 )
  • ファッションイラストレーション 
    ファッションイラストレーションにおけるスーパーグラデーション描法:
    ファッションイラストレーションの体系化Ⅱ (長沢 幸子 文化学園大学 )
  • 「マドレー染」のドレス -復活した京都の希少染色技法糊流し染を活用して- 
    (青木 美保子 京都女子大学 )
  • 編集後記 (佐久間 恭子)

服飾文化学会誌 Vol.10 No.1 2017

《作品》

  • 西洋服飾史実物資料のレプリカ制作(5) -1840年代から1860年代のクリノリン- 
    (倉みゆき 東京家政大学)
  • レプリカ制作を通してみる19世紀ヨーロッパのこども服 -コットン地ドレス- 
    (鈴木由子・能澤慧子 東京家政大学 )
  • レプリカ制作を通してみる19世紀ヨーロッパのこども服 -毛糸編みドレス-
    (大塚有里・能澤慧子 東京家政大学)
  • システムパニエ -ローブ・ア・ラ・フランセーズへの応用型- 
    (富田弘美 東京家政学院大学)
  • オートクチュール仕立てによる舞台衣裳の構造 
    -ニナ・リッチのチュールレースのイヴニングドレス-
    ( 陳思遥 文化学園大学大学院  砂長谷由香 文化学園大学)
  • 民俗芸能衣装の再現制作 -「根子番楽」翁舞の襦袢- 
    (角谷彩子 文化学園大学)
  • 古着物を利用した現代服の制作:絽 
    (高木幸子 文化学園大学)
  • 立体裁断を活かした簡単リメイクの試み
    -和服でデザインするフレアーの簡単ブラウスと応用- 
    (梶間充子 L’ESPACE MODE DE KAJIMA)
  • 伝統柄からのデザイン -英国風チェックと銘仙十字柄- 
    (内藤千文 大阪女子短期大学)
  • マクラメの基本研究 -七宝結びの用尺について-
    (井上昌恵  文化学園大学短期大学部)
  • トレンド分析からオリジナルデザイン展開へ -副資材を使用した装飾技法について- 
    (小出恵 文化学園大学短期大学部)
  • 機能美に特化したユニバーサルファッションのデザイン・設計Ⅲ 
    (大綱美代子 大妻女子大学)
  • 環境問題に配慮したファッションのデザイン設計
    -学部教育プログラムの実施と教育効果の検証- 
    (吉野真由子 文化学園大学)
  • 編集後記 (大﨑綾子)

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